生後30日前後の赤ちゃんと一緒に神社を参拝する「お宮参り」。日本の代表的な伝統行事ですが、具体的にどのような流れで何をするのか、あまりご存じない方もいらっしゃるでしょう。
お宮参りをスムーズに進めるためには、参拝する場所やタイミング、手順について知っておくと便利です。そこで今回は、お宮参りの準備に役立つ知識について分かりやすく解説します。お子さまのお宮参りを控えているママ・パパはぜひ参考にしてみてください。
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「お宮参り」は、生後1か月前後の赤ちゃんと一緒に神社をお参りし、感謝や願いを込めるための伝統行事です。お宮参りについて、まずは次の2つのポイントから見ていきましょう。
お宮参りは本来、赤ちゃんが生まれた地域の「氏神(うじがみ)様」にお参りして、赤ちゃんが無事に生まれたことへの感謝と、健やかな成長を祈願するための行事です。
また、その地域の新たな氏子(うじこ)として、土地の一員になることを認めてもらうという意味合いもあります。
氏神様とは、その土地を守っている神様のことです。さらに、その地域で生活している人を氏子と呼びます。お宮参りは、こうした歴史がある大変重要な風習なのです。
お宮参りで参拝する神社は、しきたりでは赤ちゃんの生まれた土地にある「産土神社」に参拝することが基本です。
しかし現在では、それ以外の神社に参拝するご家庭が増えています。そのため、お宮参りの神社は自由に選んでも問題ありません。
ご家族に縁のある場所の神社を選ぶと、スムーズに参拝しやすいので安心です。そのほかにも、多くの参拝客が訪れる有名な神社は、記念撮影で映える写真が撮りやすいでしょう。現代はお宮参りのやり方に縛りなどはないので、ご家庭の都合に合わせて自由に選ぶことが大切です。
お宮参りは、赤ちゃんの生後30日前後に行うのが基本とされています。しかし、生後1か月というタイミングにこだわる必要はありません。お宮参りの時期について、次の2つのポイントから見ていきましょう。
近年では、生後100日の節目に行われる「お食い初め(百日祝い)」とセットで、お宮参りを行うご家庭が増えています。お食い初めは、「お子さまが一生食べ物に困ることがないように」という願いを込める行事です。
生後1か月という時期は、赤ちゃんもママも体調が不安定な時期です。スケジュール調整が難しいこともあるでしょう。そのためお宮参りの時期をずらして、赤ちゃんもママも体調が安定してくるお食い初めの時期に、お宮参りをセットで行うご家族が増えているのです。
お宮参りの時期は、赤ちゃんもママも体調を崩しやすいので、感染症に注意が必要です。新型コロナウイルスやインフルエンザなどは、特にリスクが高いので心配な方も多いでしょう。
そこで冬場など感染症の時期は避けて、あとでお宮参りを行うのもひとつの方法です。前述したように、お食い初めの時期にまとめて行うのもおすすめです。
お宮参りでは、主に次のようなことを行います。
お宮参りのメインイベントが「ご祈祷」です。ご祈祷とは、神主(かんぬし)さまに祝詞(のりと)を読んでもらい、神様の加護が受けられるように祈る儀式です。
なおご祈祷は必須のものではなく、参拝だけで済ませるご家庭も少なくありません。ご祈祷を受けないからといって、罰が当たるようなことはないのでご安心ください。
ご家庭の事情に合わせて、ご祈祷を受けるかどうか決めましょう。
お宮参りは赤ちゃんとの一生に一度の思い出なので、ぜひ記念写真を残したいところです。あとで見返したときに、赤ちゃんのころの我が子の姿を思い出し、懐かしい気分になるはずです。
またお子さんが大きくなったときに写真を見せれば、「大切にされていたんだ」と嬉しく感じてくれるでしょう。
しかしご自身で記念写真を撮影しようとすると、上手くいかないことがあります。そこでフォトスタジオがおすすめです。プロのカメラマンに依頼することで、赤ちゃんやご家族の幸せな姿が引き立つ魅力的な写真が撮れます。
お宮参りのあとは、親戚に挨拶回りを行うことも一般的です。挨拶回りには、出産を祝ってくれた人に対して、感謝の気持ちを伝えるという意味合いがあります。その際に内祝いとして、赤ちゃんの記念写真を渡すと喜ばれるでしょう。
お宮参りの参拝・ご祈祷後に食事会を開くご家庭も多いです。当日は疲れが溜まるため、自宅で食事を用意するよりも、外食で済ませる方が無難です。
お宮参りのお食事会は、一般的には料亭やレストランなどで行います。当日の予定をスムーズに行うためには、あらかじめ予約しておくことが大切です。座席については、個室の座敷を選ぶと赤ちゃんのお世話をしやすいので安心です。
前述したように、お宮参りの場所は自由に選んで問題ありませんが、お宮参りをスムーズに行うためには次の3つのポイントを意識しましょう。
お宮参りは産後間もない時期に行うため、赤ちゃんとママの体調はまだ不安定です。そのため長距離移動は避けて、自宅からアクセスしやすい神社を選ぶことが大切です。
赤ちゃんのおむつ替えや授乳がしやすいように、公共交通機関を利用する場合も長時間の乗車は避けましょう。
お宮参りでご祈祷を受ける場合は、事前に予約を取る必要があります。当日予約を受け付けている神社もありますが、大安や七五三など混雑しやすい時期は、当日予約ができないかもしれません。あらかじめ神社に確認したうえで、ご祈祷の予約をしておくことをおすすめします。
お宮参りのときは、合間で授乳やおむつ替えを行う必要があります。神社によっては、おむつ替えや授乳のためのスペースを設けているところもあります。赤ちゃんのお世話が心配な場合は、神社の施設を確認したうえで参拝先を選ぶといいでしょう。
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お宮参りは神社で参拝・ご祈祷を行うことが一般的です。神社の場所については、自宅からできるだけアクセスしやすく、授乳やおむつ替えがしやすいところを選びましょう。お宮参りのあとは、一生に一度の思い出を残すために、フォトスタジオでの記念写真・家族写真の撮影がおすすめです。
スタジオコフレでは、お宮参りの記念写真を撮影できます。赤ちゃん本人はもちろん、ご家族揃って記念写真が撮れるので、思い出作りにピッタリ。プロのカメラマンが手持ちカメラでこだわり抜いた写真を撮影いたしますので、何度見ても味わいのあるアルバムを購入できます。お宮参りの写真撮影でお悩みの方は、ぜひご相談ください。