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鶴岡八幡宮で七五三の写真撮影は可能?注意点や参拝の流れを解説!

鎌倉を代表する名社「鶴岡八幡宮」は、七五三のご祈祷で多くのご家族が訪れる人気の神社です。
歴史ある社殿を背景にお子さまの晴れ姿を写真に収めたいと考えるママも多いのではないでしょうか。
本記事では、鶴岡八幡宮での七五三参拝の流れやご祈祷の時間、写真撮影の注意点について詳しく解説します。大切な記念日を安心して迎えられるよう、事前準備の参考にしてください。

※情報は公開日時点の公開情報に基づきますが、最新の情報は必ず各施設に確認してください
 

目次

 


 

七五三に人気の鶴岡八幡宮の特徴

鶴岡八幡宮
鎌倉観光の中心として知られる鶴岡八幡宮は、古くから子どもの成長祈願や厄除けで多くの参拝客に親しまれています。
七五三の時期には、華やかな着物姿のお子さまたちで境内が賑わいます。ここでは、鶴岡八幡宮の魅力やアクセス方法、参拝時間について詳しく見ていきましょう。
 

鶴岡八幡宮の見どころ

鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、800年以上の歴史を持つ鎌倉の代表的な神社です。もともとは、源頼義(みなもとのよりよし)が京都の「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」を勧請(かんじょう:神仏の分霊を迎えること)して由比ヶ浜に創建しました。
その後、鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも)が1180年に現在の場所へ遷座(せんざ)を命じ、現在の鶴岡八幡宮の姿が整えられました。以来、鎌倉の守護神として、武士たちの厚い信仰を集めてきました。

境内には、大石段を上った先に朱塗りの「本宮(上宮)」があり、その壮麗で気品ある姿は圧巻です。七五三の記念写真スポットとしても人気で、晴れ着姿のお子さまを華やかに引き立ててくれます。

また、舞殿(まいどの)は源頼朝と妻・政子の舞の伝承が残る場所で、現在も結婚式や奉納舞などが行われています。
春には桜、秋には紅葉が境内を彩り、四季折々の美しい景観も魅力のひとつです。

さらに、源平池(げんぺいいけ)や段葛(だんかずら)など、歴史を感じながら散策できる名所も多数。参拝後には小町通りでの食事やお土産選びも楽しめ、家族での思い出づくりにぴったりの神社です。
 

鶴岡八幡宮へのアクセス

鶴岡八幡宮
【所在地】〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
【公式サイト】https://www.hachimangu.or.jp/

【電車でのアクセス】
JR横須賀線「JR鎌倉駅」東口・江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」から徒歩約10分。

駅を出ると、小町通りを通り、まっすぐ「若宮大路」が延びており、両側に桜並木が続く参道「段葛(だんかずら)」を歩くと、鶴岡八幡宮の大鳥居へと到着します。
風情ある街並みを楽しみながら移動ができますが、慣れない着物での移動の場合、10分程度歩くのはお子さんにとって少し負担に。駅からはバスも出ているので利用すると便利です。
バスは「大塔宮行」または「大塔宮・八幡宮前行」に乗車し、「八幡宮前」で下車。駅からは約3分で到着します。

【車でのアクセス】
横浜横須賀道路「朝比奈IC」から県道204号線経由で約20分。
ただし、七五三シーズン(10月〜11月中旬)は周辺道路の渋滞が非常に多く、駐車場も早い時間に満車になることがあります。

【駐車場情報】
・鶴岡八幡宮専用駐車場(普通車40台・バス可)
・利用時間:9:00〜19:30
・駐車料金:普通車1時間600円(以降30分ごとに300円)
近隣にもコインパーキングが点在しており、「若宮大路沿い」「小町通り周辺」に多数あります。混雑を避けたい場合は、朝早め(8〜9時台)の到着をおすすめします。
 

 

鶴岡八幡宮の参拝時間

鶴岡八幡宮の参拝時間は、午前6時〜午後8時
早朝の時間帯は人が少なく、澄んだ空気の中で静かにお参りできるので、お子さま連れのご家族にもおすすめです。特に七五三シーズンの土日祝は混雑するため、午前中の早い時間に訪れるとスムーズにご祈祷・撮影ができます。時期により夜間は社殿がライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめる日もあります。
 

鶴岡八幡宮内の営業時間・受付時間

【ご祈祷受付】
・受付時間:8:30〜16:30(通年共通)
・予約不要、当日受付のみ
受付は「舞殿横の申込所」で行い、申込後は待合所で順番を待ちます。ご祈祷はおおよそ20〜30分間。
七五三の混雑時期には、受付や待合所がいっぱいになることもあるため、朝早め(9時前後)がおすすめ。

【境内施設】
・鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム カフェ&ショップ:10:00〜16:30
・定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)

休憩所は境内に3カ所設けられています。
また、境内の休憩所に授乳室やベビーベッドがあり、休憩所内のお手洗いにはおむつ交換台もあります。祈祷を受ける際には祈祷者待合室内の授乳スペースも利用できます。

参考:鶴岡八幡宮公式サイトhttps://www.hachimangu.or.jp/
 

鶴岡八幡宮の七五三参りの流れ

七五三出張撮影
はじめての七五三参りでは、どんな手順でご祈祷を受けるのか気になりますよね。
ここでは、受付からご祈祷、記念撮影までの流れをわかりやすくご紹介します。

鶴岡八幡宮で七五三のご祈祷を行う場合

受付は舞殿横にある「祈祷受付所」で行います。事前予約は不要で、当日受付順にご案内されます。申込用紙にお子さまの名前や年齢を記入し、初穂料(10,000円~)を納めたら番号札を受け取ります。
待合所で順番が呼ばれたら、巫女さんの案内で拝殿へ。ご祈祷は20〜30分ほどで、複数のご家族と合同で行われます。神職による祝詞奏上のあと、巫女さんの鈴祓い(すずばらい)でお清めが行われ、お子さまの健やかな成長を祈願します。
ご祈祷終了後には記念品(お守り・千歳飴など)を受け取り、境内での記念撮影を楽しむ方が多く見られます。11月中旬〜下旬の土日祝は特に混雑するため、午前中早めの受付(8:30〜9:00頃)がおすすめです。
 


 

鶴岡八幡宮の初穂料

鶴岡八幡宮の七五三祈祷の初穂料は、10,000円よりとHPに記載があります。受付で申込用紙に記入し、祈祷料はのし袋に入れ、一緒にお渡しします。のし袋は表書きなどを記入して前日までに用意しておきましょう。
兄弟姉妹で一緒にご祈祷を受ける場合は、それぞれ分けて初穂料を納めます。
 

鶴岡八幡宮のご祈祷の記念品

鶴岡八幡宮で七五三のご祈祷を受けたお子さまには、初穂料の金額に応じて「お守り」「千歳飴」「御札」「破魔矢」などの記念品が授与されます。
お守りは、鶴岡八幡宮の社紋が入った上品な布製で、お子さまが身につけやすい小ぶりなサイズ。ランドセルやお出かけバッグに付ける方も多く見られます。
千歳飴(ちとせあめ)は、細長く伸びる形から「長寿」や「健やかな成長」の象徴とされる縁起物。紅白の飴が入った可愛らしい袋は、撮影小物としても人気です。
また、御札(おふだ)は家族の安全を願って神棚におまつりするもので、神様からの加護を日々いただけるとされています。
破魔矢(はまや)は厄災を打ち払うという意味が込められています。
内容は年によって少しずつ異なりますが、どれもお子さまの成長を願う気持ちが込められた大切な贈り物です。
祈祷後は、ぜひご家族で授与品を見ながらお祝いの気持ちを分かち合いましょう。
 

鶴岡八幡宮で七五三の撮影は可能?

鶴岡八幡宮では、ご家族の思い出としての私用や個人観賞用としての写真撮影は行えます。お子さまの着物姿を記念に残したいという方は多く、境内の自然や社殿を背景にした撮影が人気です。しかし、祈祷中や本殿を正面にしての撮影は禁止されています。他、撮影が出来ない場所や三脚などの利用に制限がある場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
また、業務目的(商業利用・広告・撮影依頼など)での撮影は全面禁止とされています。
撮影する場合はマナーを守り、気持ちよくお参りができるように心がけるようにしましょう。

鶴岡八幡宮で写真撮影を行う際の注意点

撮影の際には、他の参拝者への配慮と神社のルールを守ることが大切です。
特に、本宮(上宮)や舞殿(まいどの)内部、そしてご祈祷中の撮影は一切禁止されています。
境内では、三脚や大型ストロボ・レフ板の使用も不可となっており、自然光での撮影が基本です。
また、撮影の順番待ちや長時間の場所占有は避け、混雑時は他のご家族に譲り合うよう心がけましょう。お子さまが小さい場合は、疲れないように短時間で撮影を終えるのがおすすめです。
撮影に最適な場所は、太鼓橋付近や源平池の周辺、そして大石段を背景にしたエリア。どこを切り取っても美しい写真が撮れるスポットがたくさんあります。
 

鶴岡八幡宮近辺での七五三撮影はスタジオコフレにお任せください

七五三写真
鶴岡八幡宮でのカメラマン同行の七五三撮影はできませんが、お参り後のスタジオ撮影や前撮りを検討している方には、「スタジオコフレ」鎌倉大船スタジオ、または湘南T-SITE スタジオがおすすめです。
スタジオコフレは、自然光を生かしたナチュラルテイストの撮影が特徴で、かしこまりすぎず、今しか撮れない“お子さまらしい表情”を大切にしています。
着物のレンタル・着付け・ヘアメイク・撮影まで一括で行えるため、ママの負担も軽減されます。撮影時は手ぶらでご来店OK。着物は伝統柄からモダンデザインまで幅広く、兄弟姉妹やママとのコーディネートも可能です。
また、撮影後そのまま鶴岡八幡宮へ向かい、お参りもスムーズに行えます。
完全予約制なので、混雑を避けてゆったり撮影できるのも魅力。
「どんな服装が似合う?」「どの時間帯が空いてる?」など、初めての七五三でもスタッフが丁寧にサポートいたします。
一生に一度の大切な日を、安心してお任せください。

スタジオコフレ鎌倉大船スタジオ
神奈川県横浜市栄区公田町169

湘南T-SITE スタジオ
神奈川県藤沢市辻堂元町6丁目20−1 湘南T-SITE2号館2階(C2-A 区画)
 


 


 

まとめ

鶴岡八幡宮は、鎌倉を代表する由緒正しい神社で、お子さまの健やかな成長を願う七五三にぴったりの場所です。格式ある社殿や美しい景観の中で、ご祈祷と撮影の両方を楽しむことができます。
ただし、境内では撮影マナーや禁止事項を守り、他の参拝者への配慮を忘れずに行いましょう。
七五三の晴れの日は、慌ただしくなりがちですが、「スタジオコフレ」なら着物レンタルからスタジオ撮影、ヘアメイクまでワンストップで対応。撮影後すぐに鶴岡八幡宮へ向かうことも可能です。
お子さまの笑顔と成長を、鎌倉の美しい風景とともに残してあげましょう。
きっとご家族にとって一生の宝物になるはずです。

<引用・参考>
鶴岡八幡宮 公式サイト(https://www.hachimangu.or.jp/

執筆:スタジオコフレ編集部