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七五三の食べ物って?決まりや時短テクを大公開

お子さまの健康を願う「七五三」では、食べ物も大切な要素のひとつです。七五三は伝統行事ということもあり、「食べ物にも決まりがあるのではないか」と疑問を感じている方もいらっしゃるでしょう。

 

七五三の定番の食べ物について知っておけば、当日はスムーズにおいしい料理が楽しめるようになります。そこで本記事では、七五三の食べ物の決まりや定番メニュー、意識したいポイントなどについて解説します。

 

七五三の食べ物にはきまりがあるの?

お正月のおせちに代表されるように、伝統行事には象徴的な食べ物があります。しかし、七五三にはそのような食材・メニューはありません。七五三の食事では、基本的にはおせちと同じように「縁起物」を食べることが基本です。

 

一方で、近年では「家族団欒」という意味で食事会を行うご家庭も多いので、必ずしもこの限りではありません。デニーズなどのファミレスを利用するなど、カジュアルに楽しむ方も増えています。

 

七五三ならではの食べ物と意味

七五三で食べられることが多い食材と、「縁起が良い」とされる理由について見ていきましょう。今回は以下の5つの食べ物について解説します。

 

  • お赤飯
  • はまぐり
  • れんこん
  • えび

 

お赤飯

「赤飯」は、おめでたい席の代表的な食べ物です。赤飯には「邪気を祓う」「災いを避ける」など、運気を高める力があると考えられてきました。

 

お子さまの健康を祝う七五三のお食事として、最適な食べ物だと言えるでしょう。南天の葉を添えたり、栗を入れたりするのがおすすめです。

 

はまぐり

「はまぐり」は赤ちゃんの生誕100日を祝う「お食い初め」の定番です。タウリンやB12など、ほかの食べ物では摂取しづらい栄養が豊富に含まれているので、滋養強壮に良い縁起物として親しまれてきました。七五三のお祝いの席でも、はまぐりのお吸い物などを食べるのがおすすめです。

 

蓮根

穴が開いている「れんこん」は、先を見通せることから「将来の見通しが良い」として、縁起が良い食べ物の代表例です。また、れんこんには免疫力を高める栄養素が含まれていると考えられているので、七五三のお祝いの席にぴったりです。

 

えび

曲がった腰と長いヒゲが特徴的な「エビ」は、長寿を象徴する食べ物として有名です。さらに、目が飛び出ていることから「おめでたい」という言葉を連想させるため、七五三のお祝いの席に適しているといえるでしょう。

 

鯛はさまざまなお祝いの席で食べられている、「縁起の良い食べ物」の象徴です。鯛はそのまま「おめでたい」という言葉を連想させるため、七五三のお食事の席にぴったりです。

 

また、頭から尾まである「尾頭付きの鯛」を使用することで、「徹頭徹尾」という意味にもなります。

 

ご自宅で手作り!おすすめ七五三食事メニュー

七五三の食事は、自宅で手作りするのがおすすめです。ぜひ知っておきたい4つのポイントを解説します。

 

  • お祝い食事は和食に多い
  • お寿司は子どもも食べやすい
  • 子供が喜ぶメニューにしよう
  • デザートを子どもと作っても楽しい

 

お祝い食事は和食に多い

お祝いの席で食べられる食事には和食が多いです。前述したように、お赤飯やエビ、鯛などは和食の代表的な食事です。

そのため本格的な和食や魚介料理は、七五三のお祝い気分を盛り上げてくれることでしょう。

お寿司は子どもも食べやすい

七五三のお祝いの席に「お寿司」を選ぶと、お子さまも食べやすいのでおすすめです。握り寿司・巻き寿司・ちらし寿司・手まり寿司など、お寿司にはさまざまな種類があります。彩り豊かな具材は、お祝いのムードを高めてくれるはずです。

 

子供が喜ぶメニューにしよう

本格的な和食や魚介料理はお祝いの食事として魅力的ですが、お子さまにはあまり合わないかもしれません。七五三の主役はあくまでお子さまなので、「子どもが喜ぶメニュー」も必須です。例えば、ハンバーグ・エビフライ・ピザ・から揚げなどは子どもが好きなメニューの典型なので、お子さまの意見も参考にして考えてみましょう。

 

デザートを子どもと作っても楽しい

七五三のお食事にはぜひ「デザート」も用意しましょう。もちろん店舗で注文することも可能ですが、ご自宅でお子さまと一緒に楽しみながら作るのもおすすめです。チョコチップクッキーやショートケーキ、アイスクリームなどは比較的簡単に作れます。色鮮やかなフルーツを飾ることで、お祝い気分も演出できるでしょう。

 

忙しい時はお家に七五三でも食事にこだわらない!

七五三のお食事は自宅で作るのがおすすめですが、忙しくて時間がない場合は以下のような方法も検討してみましょう。

 

  • 割烹料理や寿司など外食もおすすめ
  • 宅配サービスを使うのもおすすめ

 

個室の割烹料理に大手チェーン寿司まで!外食もおすすめ

ホテル・料亭・レストランなどでは、七五三の特別メニューが提供されていることがあります。また、フランス料理やイタリアン、大手チェーン寿司などお好きなメニューを選ぶことで、七五三のお祝い気分が盛り上がるでしょう。

 

家なら宅配を使うのもおすすめ

「人混みは避けたい」「自宅でゆっくり祝いたい」などの場合は、出前や宅配サービスの利用もおすすめです。例えばウーバーイーツやケンタッキーフライドチキンなどで、お子さまが喜びそうな食事を揃えてあげるといいでしょう。

七五三の食事会をスムーズに行うためのコツ

七五三のお食事会は、できればスムーズに準備して、ゆっくり楽しみながら食べたいですよね。そこで以下の2つのポイントを意識しましょう。

 

  • 写真スタジオの「前撮り」を利用する
  • お子さまを早めに私服に着替えさせる

 

前撮りを利用する

七五三の写真撮影をする場合は、写真スタジオの「前撮り」を利用しましょう。神社への参拝・記念写真撮影・お食事会のすべてを1日で済ませるのは困難です。お子さまも疲れてしまうので、せっかくのお食事を存分に楽しめなくなるでしょう。

 

写真スタジオで前撮りを行っておけば、当日は午前中に参拝・午後にお食事会と分けられるのでゆっくり楽しめます。また、前撮りは慣れない着物を着用する練習にもなるので、当日のお参りもスムーズにできるでしょう。

 

子どもはなるべく早く私服へ

神社への参拝・ご祈祷を済ませたあとは、できるだけ早めにお子さまを私服に着替えさせるのがおすすめです。せっかくの衣装を食べこぼしなどで汚してしまう恐れがありますし、慣れない着物ではお子さまが活発に動けません。お食事会は慣れた私服で気楽に楽しみましょう。

 

スタジオコフレで七五三の写真撮影を

七五三のお食事会では、お赤飯やエビ、鯛などの「縁起の良い食べ物」を食べましょう。ただし、お子さまが食事を楽しめるように、ハンバーグやエビフライなどのような、お子さまが好きなメニューも取り入れることが大切です。

 

また、事前に写真スタジオで前撮りを行っておくことで、当日のお食事会がスムーズにできるでしょう。

 

写真スタジオの前撮りには「スタジオコフレ」がおすすめです。当フォトスタジオでは、多種多様の衣装からお好みの衣装をレンタルでき、腕利きのカメラマンがお子さまのベストな写真を撮影いたします。

七五三の記念写真の撮影をご検討の方は、ぜひお気軽にご相談ください。