七五三はお子さまの成長を記念して行う、日本の代表的な伝統行事です。しかし、七五三は必ずしも「やらないといけない」ものではなく、近年では七五三をやらない選択を取るご家庭も増えています。
七五三をやらないからといって、罰が当たるわけではありません。一方で、あとで後悔するケースもあるため、「記念写真は撮影しておく」などの選択肢を検討することも大切です。
そこで本記事では、七五三をやらないことの是非と、知っておきたい後悔の可能性・記念写真を撮影する意味について解説します。七五三をやるべきかお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
近年では「七五三をやらない」ご家庭が増えています。七五三は大切な行事ではありますが、その祝い方はご家庭によってそれぞれです。七五三をやらないからといって、罰が当たるわけではありません。
地域や宗教などの理由によって、七五三をやらないケースも珍しくありません。また「参拝・ご祈祷はしないが写真撮影はする」「2回目はやらない」など、七五三の祝い方にはさまざまなパターンがあります。
そのため、七五三をやる・やらないの選択は、あくまでご家庭の事情に応じて自由に選んで問題ないと考えていいでしょう。
七五三をやらないご家庭は一定数存在します。実際にベネッセ社が行ったアンケートでは、全体の約2割のご家庭が「七五三をやらない」と回答しました。5家族のうち1家族が七五三をやらないのですから、比較的多いと言えるのではないでしょうか。
また、七五三は女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳で祝うことが一般的ですが、「どちらか一方だけやる」ケースもあります。七五三をやることを予定していても、体調不調などの理由からできないこともあるでしょう。
七五三をやらないご家庭は珍しくありませんが、その理由はさまざまです。七五三をやらない主な理由として、以下の4つのものがあげられます。
経済的な理由で七五三を見送るというご家庭は多いです。七五三のお祝いには相応の費用がかかります。例えば、神社のご祈祷には5,000~10,000円前後の初穂料が必要で、和服を着る場合はレンタルや着付けの費用もかかります。
写真スタジオで写真を撮影したり、ご家族揃ってお食事会を開いたりする場合は、トータルで10万円以上かかることも珍しくありません。こうした理由から、「七五三はやりたいが経済的に厳しい」と見送るご家庭があります。
七五三のお祝いは、参拝から写真撮影・食事会まで丸1日かかるスケジュールになります。ご両親が日々のお仕事で忙しい場合は、どうしても時間が取れないことや、双方の予定が合わないことがあるでしょう。
七五三の予定を立てていたものの、当日にお子さまの体調不良で見送らざるを得ないケースもあります。
例えば、風邪をひいて熱が出たり、アレルギーの症状が出たりするなどです。無理をしてお子さまを参拝・ご祈祷に連れていくわけにはいかないので、結果的に七五三をやらないことになります。
七五三の前に「家族写真」を撮影したから、参拝やご祈祷は行わないというご家庭もあります。七五三の祝い方はそれぞれです。
必ずしも神社に参拝しなければいけないものではなく、「ご家族揃って写真を撮ることで祝う」のもひとつの方法です。
さまざまな理由から七五三をやらないご家庭が増えていますが、あとから「後悔」を感じる方は少なくありません。例えば、3歳の七五三をやらなかったため、「一番かわいらしい時期の写真を残せなかった」などです。
七五三は子どもの健やかな成長に感謝し、今後の健康を祈るための行事です。しかし同時に、子どもの成長の節目という側面もあるため、「成長した姿を写真に残せなかった」という後悔が生じる可能性があるでしょう。
「七五三をやらない」こと自体には何の問題もなく、実際にその選択肢を取るご家庭は増えています。しかし、あとになって後悔してしまうことがないように、以下の2つの方法はぜひ検討してみましょう。
七五三は必ずしも「お参りをしないといけない」ものではありません。前述したように、お子さまの写真・家族写真だけ撮影するという選択肢もあります。
七五三の写真は、そのタイミングでしか撮影できません、お子さまの成長を祝う行事は多いですが、七五三はその最後のイベントで、次は20歳の成人式になります。また、七五三はお子さまが着物を身につけるという数少ない機会なので、写真撮影の絶好の機会です。
そのため、七五三をやらないと決める前に、ぜひ「写真撮影だけはやる」という選択肢を検討しましょう。家族写真を撮影すれば、それは一生の想い出になるはずです。
七五三の祝い方はご家庭それぞれです。神社にお参りしなくても、お食事会などで家族・親族で祝うという選択肢もあります。
七五三をやらない理由として、「神社の参拝に時間と手間がかかる」「人混みを避けたい」などもあります。親族だけで集まって七五三を祝うようにすれば、そうした心配はありません。前述した写真撮影と組み合わせれば、それだけで立派な七五三のお祝い・記念となるでしょう。
七五三の祝い方はご家庭それぞれで、神社での参拝・ご祈祷が必要なわけではありません。一方で、七五三の節目に何もしなければ、あとになって後悔することがあるかもしれません。そこで「家族写真だけ残す」という選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。
スタジオコフレでは、七五三の写真撮影が気軽にできます。豊富な衣装からお子さまに合うものを衣装を選び、プロのカメラマンによる魅力的な写真撮影ができるので、ご家族の一生の想い出になるはずです。七五三をやるべきかお悩みの方や、写真撮影をしたい方はぜひご相談ください。