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日本の中心である東京を、色々な地点から写真撮影しよう!

東京には多くの観光スポットがあって、一度は訪れてみたい場所ですね。日本の首都でもあることから、日本イコール東京というイメージが強いように思えます。
昨今の日本ブームで外国からの観光客も年々増え、観光名所では様々な国々の人と出会えます。誰もが有名な名所旧跡を訪れるようとする為、常に混雑しがちです。今回は、東京という大都会に焦点を当て、写真撮影を通して東京をより深く探求していきましょう。

東京という街

東京は関東地方の南部に位置し、総面積2187㎢の全国3番目に小さい都市です。東西には山地や丘陵、台地が分布し、起伏に富んでいます。伊豆諸島や小笠原諸島も東京都に属しています。最先端というイメージを持ちながらも、東京にはレトロ感満載の場所が多く存在します。それは下町と呼ばれているスポットがあるからかもしれません。
歴史を紐解くと、東京都は1603年に徳川家康が開いた江戸幕府が始まりです。現在では、23区と26市5町8村からなり、日本の首都となっています。

東京の人

世間一般の考えでは、東京の人は冷たいというイメージがあります。それはどこから来るのか、自分自身が実際体験しなければ分からないことでしょう。それでも発信される情報から東京人は冷たいと感じる時があります。
多くの人が東京に憧れ上京し、大都会で働くという夢を持っています。東京生まれで東京育ちという人はどれだけいるでしょうか?地方から何時間もかけて仕事場に来ているというのも聞いたことがあります。東京にいる人全てが東京人ではないということですね。大都会で働くというのはストレスも溜まりやすく、心に余裕が持てなくなる時があるでしょう。そのような状況の中では、中々時間を割くというのも難しいのでしょう。
このようなことが、必ずしも冷たいということには繋がりませんが、要因の一つであることは否めません。
昔実家の向かいに東京から引っ越しをしてきた人が住んでいました。時々隣人と揉めることがあり、事情を聞いてみると、「言葉遣いが舐めている!」というのです。
一方東京の人は、普通に話していて決して舐めているわけではないと・・・。私の実家は大阪の堺市で、世界遺産になったばかりの商人の街です。関西ということもあって人情味溢れた街だと思っています。ですからたぶん東京弁というのが感に障ったのでしょう。例えば人の事を「あんた」というのは気にならないのに、「あなたね~」と言われると腹が立つ人もいるのです。つまりそれが舐めているとなるのです。
所変わればで仕方がないと思うのですが、育った環境が違うというのは難しいです。

東京の鉄板スポットを写真撮影しよう!

東京と言えば、スカイツリー、東京タワーは外せませんね。スカイツリーが出来てから東京タワーは影が薄いとか言われますが、比較するのも面白いです。

東京タワースポット

芝公園
芝公園は巨大な公園で、元は増上寺の境内だったそうです。その公園の北側の一角には一本道があり、よくテレビドラマにも使われる有名な道だということです。その位置から撮る東京タワーは、一本道とのコントラストが最高です。

外苑東通り
六本木の外苑東通りから写真撮影するのも最高で、ビルがひしめく先に東京タワーがそびえ立っています。雑居ビルの間から見えるタワーも格別です。

三田通
高い建物が多い中三田通はビルの間を貫いていて、その先に東京タワーが見えます。

東京タワーを真下から撮る
よく真下から撮っているのを目にしますが、足元から見上げるタワーは迫力があります。

スカイツリースポット

吾妻橋
隅田川に掛かっている赤い橋は吾妻橋と言って、昭和6年に建築されました。アサヒビールの金色のビル、形が話題になっているオブジェと共に写真撮影ができる穴場スポットです。夕暮れになると黄金のオブジェとのコラボがより際立ちます。

枕橋
墨田市役所の側にある橋で、タイミングがあえば電車と一緒に写真撮影ができ、鉄道ファンには外せないスポットです。夜にはライトアップされたスカイツリーがきれいに見えると評判です。

隅田公園
桜の名所としても有名な隅田公園は、スカイツリーが良く見える場所として知られています。隅田川とスカイツリーを一緒に写真撮影できるのも人気の理由です。3月の
「桜まつり」など、公園内では色々なイベントが開催されています。

浅草ハレテラス
駅ビル「EKIMISE」の屋上にある浅草ハレテラスから写真撮影することで、スカイツリーはより美しさを増します。屋上には時計台や展望デッキ、出世稲荷神社などがあり、ショッピングも楽しめます。

十間橋
北十間川に掛かっている十間橋からは逆さスカイツリーが撮影でき、一番綺麗に撮れるスポットとして有名です。

<2018年>東京の観光スポットランキングを見てみよう!

10位:エビスビール記念館
お酒好きな観光客に喜ばれる施設で、美味しいビールも飲むことができます。エビスビールの歴史が分かる展示などを見学します。

9位:東京タワー展望台
東京見物には欠かせないスポットです。2018年3月にリニューアルされました。

8位:築地場外市場
築地市場は、プロが買い付けする「場内市場」と一般の人も買い物ができる「場外市場」とに区分されています。そして「場外市場」は2018年10月に豊洲に移転しました。

7位:国立科学博物館
東京には博物館がたくさんあり、中でも国立科学博物館は入館料もリーズナブルで人気があります。

6位:羽田空港
今現在、羽田空港はレストランやショッピングを楽しめる観光スポットとして人気を集めています。飛行機の乗り場なので子供にも喜ばれます。

5位:キッザニア東京
主に3歳から15歳の子供を対象にした人気スポットです。様々な仕事やサービスを自ら体験し、社会の仕組みを学ぶ施設になっています。子供に合わせた街が作られ、好きな職業体験をします。

4位:お台場海浜公園&台場公園
夏には、人工ビーチで海水浴を楽しみます。都心からも近いので観光客で賑わっています。釣りやマリンスポーツも楽しめる人気スポットでもあります。

3位:東京都庁舎展望台
この展望台は202mの高さを誇り、東西南北全方向の景色が楽しめます。

2位:上野動物園
パンダで人気の上野動物園は、多くの人に愛され続けている動物園です。家族連れの観光客は必ず訪れる観光名所の一つです。

1位:東京スカイツリー
これは予想通りの結果で、今東京と言えばスカイツリーでしょう。高さ634mと聞けば誰もが見物したくなりますね。毎日観光客が訪れる鉄板スポットです。

これは2018年のランキングですが、予想が外れた人もいるのではないでしょうか。上野動物園やスカイツリーが上位にきているのは納得ですね。浅草寺が10位までに入っていないのは意外な結果です。アンケートは年齢や条件によっても変わってきますから、この結果が毎年同じになるとは限りません。

東京の自然を満喫して写真撮影しよう!

東京は大都会というイメージがあって、自然には恵まれていないと思っていました。ところがある番組を見て、東京にも自然豊かな場所があるのを知りました。若い子は東京に行くなら原宿や渋谷に行ってみたいと言います。何か若者が溢れているファッションの街という感じがありますからね。けれど秘境と言われるような風光明媚な場所があるのはとても興味深いです。写真撮影を行うならありきたりな観光スポットより、緑に囲まれた東京の自然を撮ってみたい気がしますね。

パワースポットとして有名な高尾山

都内のパワースポットとして最も有名な高尾山は、霊山としても知られていて観光客も多く訪れます。山の中の浅間大権現の社が特にパワーが強いとされています。高尾山に登るには6つのコースがあって、どれも1時間程度で登ることができるようです。同じ東京とは思えないくらい自然がたくさんあって、心が癒されます。自然の中の写真撮影はどこを切り取っても、美しい風景が溢れています。

都会とは思えない秘境

東京都の奥多摩町は、ほとんどが山岳地帯で豊かな緑に囲まれています。その中に鳩ノ巣渓谷という景勝地があります。巨岩や奇岩があって訪れた人を楽しませてくれます。
そして東京都の最高峰である雲取山も人気の山として親しまれています。標高2,017mの山で、日本百名山の一つにもなっています。
火山の噴火によって作られたカルデラ地形が珍しい青ヶ島は、フェリーとヘリコプターのどちらかのアクセス方法しかありません。人口は約160人の島ですが、雄大な自然に魅せられます。2011年にユネスコ世界自然遺産に登録された小笠原諸島も、東京都でありながら23区の南約1, oookmの沖合に浮かぶ離島です。聟島列島、父島列島、母島列島、硫黄列島、沖ノ島、南鳥島、西之島から構成されています。人が住んでいるのは父島、母島のみで、後の島は手付かずの状態の自然が残っています。
東京にこのような自然があるというのを知ることで、東京という大都市の見かたが変わってきますね。観光客が写真撮影するのは人気観光スポットが多いですが、あまり知られていない名所や物を撮る方が感動は大きいですね。

まとめ

遥か昔中学生の時、修学旅行は東京だった筈なのに覚えているのは、白糸の滝、伊豆シャボテン公園、富士急ハイランドと皆静岡県なのです。日光東照宮の「言わざる聞かざる見ざる」もはっきり覚えていて、これも栃木県で、結局東京には行っていないことに気づきました。東京の名所を何一つ覚えていないのですから、何故東京だと思い込んでいたのかが、私の中では謎のままです。生徒が写真撮影をすることがなかった時代ですから、このようなこともあり得るのでしょうか。今ならスマホで簡単に撮影して、記録としても残せますね。そう言えばあの時代はペナントというお土産が爆発的な人気でした。観光地で一大ブームになったお土産で、形は三角形の旗状だったような。これをコレクションにしていた人も多くて、部屋中張り巡らしていた人もいましたね。
もしもその時代にスマホがあれば、人や風景も写真撮影して残せましたから、ペナントというお土産も存在しなかった気がします。けれどその時代を知っている身としては、少し寂しさもあります。ちなみに東京ディズニーランドも東京じゃないですよね。