Slow Photo

食いだおれの街大阪を写真撮影しよう!

大阪都構想で注目されている大阪、近年橋下徹氏の出現で、より話題に上るようになってきました。私にとっても我がふるさとであるのですが、案外知らない部分がたくさんあるように思えます。まず豊臣秀吉が大阪城を建築し、後に江戸幕府が大阪城を再建
して水の都として商業の中心となりました。天下の台所と呼ばれるようになったのも、この時代を指すのだとされています。何となく関西人が東京を意識するのが分かるような気がします。
そして大阪のイメージってどうでしょう?天下の台所と表現されていますが、私には食いだおれの街という方がしっくりきます。小さい頃から難波に行って、道頓堀のくいだおれ人形を観るのが楽しみでした。このインパクトのある人形は、昭和24年に登場し平成20年の閉店まで立ち続けていました。この人形が見たくて、「大阪名物くいだおれ」で食事をするというのがお決まりでしたね。関西=面白いというのがあって、芸人以上に素人が面白いというのも定着しているようです。大阪のおばちゃんが代表的な存在ですが、あくまでイメージであって全ての関西のおばちゃんには当てはまりません。前置きが長くなってしまいましたが、今回は食とお笑いの街大阪の観光スポットに焦点を当て、写真撮影するならここ!という所を紹介していきます。

大阪の文化

文化と言っても様々な文化があって、大阪ではまず食文化が真っ先に上げられます。時々論争の対象となるのが東京と大阪の味の違いで、関西人と関東人で論争が過熱することもあります。例えば、玉子焼きの味付けは甘いか出汁風味かがありますね。それから濃口醤油か薄口醤油かというのも代表的な相違の問題です。粉もんが大好きな関西人が使うソースもウスター、とんかつ、お好み焼きと其々使い分けるのも理解しがたいようです。そして伝統文化の中でも芸能文化は、大阪が誇れるものの一つです。笑い以外で注目されている吉本興業の存在も忘れてはいけません。漫才、新喜劇は、大阪が育んできたザお笑いです。このような影響もあって、関西人は話に必ずオチを付けるというのが広まったのかもしれません。

お金の掛からない大阪の写真撮影スポット

関西人の私としてはお勧めの観光スポットが山ほどあって、選ぶのに苦労します。その中でも浜寺公園は一押しの観光スポットです。
私は浜寺公園には思い入れがとても強く、父が撮り溜めた写真を観ては懐かしんでいます。実家から近いということもあり、休日には家族で訪れるのが日課のようになっていました。その際写真撮影する為に父は必ずカメラを持参していました。浜寺公園というのは日本最古の公園の一つで、「名松100選」にも選ばれている美しい松林が公園を際立たせています。広大な敷地面積は75.1ヘクタールで、東京ドームの約16個分に相当します。園内にはばら庭園、交通遊園、プールなどがあり、アウトドアに適した総合公園となっています。
ばら園には色々なゾーンがあり、中でも回遊式庭園となっているのが見どころです。250種6,500株のばらが庭園を美しく演出しています。このばら園を目当てに来る人も多く、大阪の観光スポットとして写真撮影するにはメジャーではないですが、浜寺公園は一度でも訪れるとまた来たくなる魅力を持っています。
私には本当に思い出深い公園で、交通遊園のゴーカートや汽車は忘れられない乗り物となっています。駐車料金は必要ですが入園が無料というのも人気を集めている理由でもあるのでしょう。目を引く大きなプールには2種類のジャイアントスライダーがあり、夏休みになると親子連れで賑わっています。
こんな広大な公園がリーズナブルに活用できるというのを知って欲しいと思っています。元々知る人ぞ知る水連学校があって、オリンピック選手も輩出したことでも有名なのですが、その水連学校が現在のプール施設になっています。
写真撮影された大阪府堺市の資料の中には、この浜寺公園が必ず存在しています。世界遺産になった古墳を観た帰りに、この公園を観光コースに入れるのも良いでしょう。

大阪の写真撮影スポット色々

私のおススメ!大阪の写真撮影スポットを見ていきましょう。

天王寺動物園

最近何かと話題の天王寺動物園も大阪にあります。アシカの赤ちゃんが行方不明になっていましたが無事に見つかり飼育員さん達はほっとしています。けれどたった1匹だったコアラのアーク父ちゃんが、イギリスへ旅立ってしまいました。
他にもトラやシマウマが亡くなったりと辛い話題が続いていることに私も悲しい思いをしています。思い出多い場所でもあって、生まれて初めて来園したのが天王寺動物園でした。

大阪城

日本が誇る大阪城は必ず訪れて欲しい名所です。海外の観光客にも人気のスポットで、春にはお花見で賑わいます。本丸の内部には本丸御殿と天守閣があり、大阪のシンボルとしてそびえ立っています。
大阪城ホールではライブや観劇を楽しみ、夜にはビル群の夜景がロマンチックな雰囲気を醸し出しています。デートにもおススメの散歩コースになっています。

造幣局の桜の通り抜け

大阪で観光名所に浮かぶ一つに造幣局の桜の通り抜けがあります。約560mの沿道一杯に咲き誇る桜は圧巻です。桜の品種も非常に多く、134種338本の木が植えられています。開催時は混雑で迷子が多発することでも知られています。ちなみに数十年前に訪れた際には、祖父が迷子になってお花見どころではなかったと記憶しています。

あべのハルカス

2014年3月にオープンしたのが日本一の超高層ビルあべのハルカスです。中には百貨
店やホテル、レストラン、美術館、保育園など多様な施設があります。展望台ハルカス
300は、ビルの最上階60階と59階、58階にありフロアごとに特徴があって、素晴らしい景色を堪能できます。58階から60階まで総ガラス張りの吹き抜けになっていて抜群の解放感があります。360度見渡せるというのは、やはりハルカスだけでしょう。
無料で眺望を楽しむフロアもあり、17階にはカフェやコンビニなどの施設もあります。
憩いの場にもなっている16階の空中公園も見逃せません。

通天閣

あべのハルカスに比べると規模は小さいですが、大阪と言えば通天閣でしょう。初代通天閣が建設されたのは明治45年(1912年)で、当時75mでも東洋一の高さを誇っていました。現在の通天閣は2代目で、昭和31年に完成しました。高さは103mとなり、初代を大きく凌ぐ巨大タワーとなりました。大阪のシンボルとして今も親しまれています。そして展望台フロアにあるビリケンさんも、金色に輝いて観光客を迎えてくれます。
ビリケンさんは幸運の神様とされているのですが、私自身も云われというのが今一分かっていません。探求するのもいいかもしれませんね。

住吉神社

全国で2, 000社余りある住吉神社の総本宮となります。すみよっさんという愛称で親しまれ、新年には沢山の参拝者で賑わいます。おはらいの神様として、家内安全、商売繁盛、厄払いなどを行い、愛され続けています。結婚式や七五三などの式典を行う人も増え、住吉神社のシンボルである太鼓橋を渡ることを目的とする参拝者もいます。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

ユニバーサル・スタジオ社が手掛けた世界で3番目のテーマパークで、2001年に開業されました。ジュラシックパークやジョーズなどのアトラクションが注目され、近年では、ハリーポッター、ミニオンなどが人気を集めています。
その時々のイベントも開催され、ハロウィンやクリスマスなどは特別なものとなっています。デートコースの中には必ず入っていて、休日には家族連れと共にカップルも目立ちます。

海遊館

海遊館は大規模な屋内水槽を持ち、ジンベイザメも優雅に泳げる水族館で、大阪を観光するなら外せないスポットです。世界各地の海をイメージした展示がされていて、それぞれの海で暮らす生き物がよく分かります。
北極圏ゾーンでは、パネルを薄くして氷で寝そべっているアザラシの吐く息まで見えるように工夫しています。巨大水槽で泳ぐ魚達を眺めていると、海の中にいるような感覚になります。

まだまだ紹介したい観光スポットがありますが、スマホでもいいですから大阪らしい写真撮影を行ってください。写真が趣味の人なら、大阪の自然を中心に写真撮影するのもよいですね。大阪にも自然豊かな場所は多く存在しますので少し紹介します。

大阪の自然を満喫して写真撮影をしよう

箕面の滝

箕面というのを聞いてピント来ませんか?お猿さんでよく知られていますね。一時観光客がエサを上げることが問題になり、エサを上げると罰せられるということになりました。私が小さい頃は、お猿さんがあちこちにいてそれほど恐怖は感じませんでした。けれど次第に怪我をする観光客も出てきて、仕方なく規則を作ったようです。
箕面の滝は紅葉の時期が最高で、滝百選にも選ばれています。マイナスイオンをたっぷり吸い込むことができる景勝地で、心が癒されるような感があります。

犬鳴山

パワースポットでもある犬鳴山には悲しい逸話があります。昔紀州の漁師が狩りをしていて、突然連れていた犬が激しく吠えた為、射ようとした鹿に逃げられてしまいました。
それに腹を立てた漁師は犬の首をはねたのです。ところがその首が飛び跳ねて大蛇に噛みついたということです。犬は主人を守ろうとして鳴いていたのでした。これに気付いた漁師は深く悔いて僧となり、愛犬を供養したということです。これが「いぬなきさん」の云われであると語り継がれています。
行者の修行場としても知られていて、春の桜、秋の紅葉など四季も感じられる癒しの空間になっています。温泉も有名で家族で訪れる人も少なくありません。

金剛山

私は金剛山と聞くと、小学校の耐寒登山を思い出します。奈良と大阪の境目に位置する金剛山は、登山者が多数訪れる山として知られています。ロープウェイを使うと約6分で山頂に到着します。山頂付近には、宿泊施設や売店などもあり、好天には淡路島まで見渡せます。カメラを持参し、思い思いのシチュエーションで写真撮影をしている人が目につきます。林道も整備されているので、高齢者も自分のペースで登ることができます。

まとめ

これぞ大阪というような写真撮影ができる所って結構ありますね。それだけ大阪にも観光スポットが増えたということでしょう。グリコの看板、食いだおれ人形、あべのハルカス、通天閣など新旧色々ありますが、有名な観光スポットより馴染みのある風景に癒されることもありますね。私は実家の目の前にあった大きな風車が未だに忘れられません。遥か昔の思い出です。