赤ちゃんは小さくて、ふわふわで、表情も仕草もすべてが可愛いですよね。
そんな赤ちゃんの可愛さが伝わる、素敵な写真を撮りたいと思う方は多いのではないでしょうか。
ですが、動き回って、表情もコロコロ変わる赤ちゃんの写真を上手に撮るのは難しいですよね。
今回は写真を撮影するときの、赤ちゃんらしさを引き出すコツと撮り方のコツを紹介します。
赤ちゃんのカメラ目線の写真を撮りたいときは、音の出る玩具で目線を引くのがおすすめです。赤ちゃんは、ママのお腹にいる時から聴力が備わっていて、月年齢が上がるに連れて聴力も発達していきます。個人差はありますが生後3ヶ月くらいから聞き分けができるようになると言われています。写真を撮影しながら聞こえのチェックもできるのでおすすめです。
赤ちゃんの写真を撮るとなると、室内での撮影がほとんどでしょう。屋外での撮影に比べて、室内での撮影は気を付けないと暗い写真になってしまいます。そのため、フラッシュを使用する方もいると思いますが、フラッシュを使って撮影するとコントラストが強く出てしまい、赤ちゃんのふわふわした素肌感が表現できないうえに、不自然な写真になってしまいます。
また、赤ちゃんをびっくりさせてしまう事や、目への影響も心配なことからフラッシュの使用はできるだけ避けた方がいいでしょう。
赤ちゃんのふわふわした素肌感を写真で表現するには自然光で撮るのがおすすめです。できるだけ窓際で自然光を取り入れて撮影することで、自然な写真を撮ることができます。
自然光で撮影する場合、角度によって影が濃く出てしまう事があります。影を薄くしたり、綺麗に光を取り込むためにレフ板を使用するのがおすすめです。レフ板は100円ショップや自宅にある大きめの白画用紙や白い布で代用する事ができます。
室内でも明るい写真を撮るために、お手持ちのカメラの光量設定やISO感度を見直してみましょう。数値をあげることで室内でも明るい写真を撮影することが出来ます。もちろん、どちらも数値を上げ過ぎるとおかしな写真になってしまいます。たくさん試し撮りをして自分の家の状況で一番かわいく赤ちゃんが取れる設定を見つけることが大切です。
お使いのスマートフォンによってはデフォルトのカメラアプリではISOや光量設定ができません。
そこで、まずは“camera360”というアプリを使ってみましょう。こちらは無料ですがISO感度やコントラスト等の設定が可能です。“こんな設定にしたらこんな写真が取れる!”この感覚が少しでもつかめれば、室内でも明るく雰囲気のある撮影が可能です。
ただし、あくまでも無料なので設定できる範囲は限られます。慣れたら本格的なデジタルカメラや詳細な設定ができるカメラアプリへランクアップするのもいいでしょう。
今の顔可愛い!というお子さんの一瞬の表情を逃した経験がある方は多いのではないでしょうか。
連写でたくさん撮影して後からベストショットを探すようにすることで、一瞬の表情を逃さず、見た事のない表情を発見することができます。
素敵な写真を撮るためには、一緒に映り込む物や背景も重要な要素です。
生活感がある物や、周りがごちゃごちゃ片付いていない場所だと雰囲気ある写真にはなりません。
赤ちゃんの背景には、白や薄い黄色など淡い色の背景がおすすめです。
また、一緒に写りこむ物も赤ちゃんの玩具や人形を一つ二つくらいにしてシンプルにする事で、赤ちゃんらしい柔らかい印象の写真になります。
素敵な写真には構図も大切です。赤ちゃん全身の写真や、正面からの写真だけでなく、色んな角度や距離から撮影してみましょう。
足や手など、体の一部にフォーカスして撮ることで赤ちゃんの小ささを際立たせることができます。
また、ハイハイしている赤ちゃんの目線までしゃがんで撮影すると、一生懸命動いている表情や躍動感ある写真になります。
今お気に入りの玩具も、いずれ捨ててしまうかもしれません。玩具も成長の記録として一緒に撮影するのもいいですよね。
赤ちゃんの成長は嬉しくもあり、ちょっぴり寂しくもありますよね。
赤ちゃんでいる時期はあっという間に過ぎてしまいます。
スキンシップをとりながら撮影することで、撮影も特別な時間になります。
成長の過程や赤ちゃんらしさが伝わる写真を撮影して、見返すたびに思い出が蘇る写真を残せると素敵ですよね。