子どもの成長を祝う七五三は、一大イベント。お参りする神社、写真館の予約など、当日のスケジュールについて決めることは沢山ありますよね。とくに、写真館での記念写真は形に残る思い出なので、こだわりたい方も多いはず。
女の子の場合、ママなら衣装はもちろんのこと、せっかくならヘアアレンジもこだわって思いっきりお洒落にした状態で撮りたいという方も多いでしょう。周りと違った特別な装いで、七五三を親子で楽しみませんか?
子どものヘアスタイルは、大人が敬遠してしまうような少し派手で可愛いスタイルでも似合ってしまいます。子どもの背の小ささや表情の可愛らしさからでしょうか、これはアレンジしがいがありますね。
また、一緒にヘアメイクを利用すれば、より子どもの魅力を引き出してくれます。
今回は、七五三をお洒落に楽しめる、おすすめのヘアアレンジを4つ紹介します。
髪の毛が短い子にもおすすめの「ショートボブ」。「ただのボブならヘアメイクの必要がない」と思うかもしれませんが、髪の毛の癖や左右のボリュームバランス、髪飾りの位置など、シンプルだからこそこだわるべき細かいポイントがあります。
衣装は、和と洋が混ざり合ったような着物スタイルがおすすめです。和服にレースやリボン、カチューシャなど西洋物をプラスすることで、和洋折衷な装いに。髪の毛の動きが少ないぶん、大きなリボンやベレー帽などの帽子を合わせることで、一味違ったお洒落さんに変身できますよ。
着物でもドレスでも似合う、少し大人っぽい雰囲気の「アップスタイル」。定番の花飾りがよく似合うヘアアレンジです。
一言で「アップスタイル」といってもサイドを編み込んだり、お団子にしたり、毛先を遊ばせたり様々です。
アップスタイルは、髪がロングであれば色々なアレンジが可能ですが、髪の毛が短い子でも大丈夫。頭の高い位置で少しだけでも結ぶことができれば、可愛らしいヘアアレンジができます。髪の毛を全部アップせず、毛の長さに合わせてハーフアップスタイルにしてもいいでしょう。
もし、お子さんがスタイリングを嫌がったり、ぐずってしまったりした場合はお子さんの意見も取り入れてみてください。お気に入りのキャラクターの髪型を希望してきたら、その髪型に寄せてみましょう。お洒落で真似できるヘアスタイルも多いうえに、子どもも喜びます。
子どもということもあって、カラフルで可愛らしい着物を選ぶ方が多いですが、あえて色味の少ないモノトーンの着物と、重めのぱっつん前髪でモード系ガールになるのもおすすめです。編み込みや巻き髪、衣装のデザインなどを派手系や可愛い系に寄せるのではなく、モード系にすることで、すっきりした印象になります。子どもの「幼い」「可愛い」という面を、あえてクールに見せることで、少し背伸びをした装いにしてみませんか?
重めの前髪ぱっつんは、シンプルだからこそツヤのある黒髪が重要。ハリとツヤのある子どもの髪にはぴったりのヘアアレンジです。前髪がまだ少ない、前髪カットはしたくないという子は、撮影時だけ前髪のウィッグを着けるか、おでこを出したシンプルなポニーテールやサイドアップでも格好良く仕上がります。
背伸びするよりも、子どもらしくお洒落にしたいと言う方にはアシンメトリーがおすすめです。ツインのお団子やツインテールなど、まとめ髪の位置を左右揃えるのではなく、あえて左右非対称に仕上げます。こうすることで、ヘアアレンジから遊び心が感じられ、元気いっぱいな子どもらしさを演出できます。大きめのツインのお団子でも、髪が短い子のツインテールでもアシンメトリーにするだけでお洒落感が増して可愛くなれますよ。
特別な日だからこそ、どんなヘアアレンジにしようか迷ってしまいますよね。
そんなときは、写真スタジオに行って直接相談することをおすすめします。写真スタジオの方は、何家族もの七五三を見てきたプロの方たちばかりです。着物や帯とのバランス、髪飾り、髪の量などを踏まえてアドバイスをしてくれます。
ヘアメイクがある写真スタジオなら相談が可能なところが多いですが、場所によってはヘアアレンジまで対応していない場合もあるので、利用する写真スタジオに問い合わせてみましょう。
自宅ではなかなかできないヘアアレンジで、七五三を楽しんでくださいね。