待ちに待った赤ちゃんとの初外出。そのお祝いをする儀式が古くから日本にあります。そう、お宮参りです。お宮参りという言葉は聞いたことがあっても具体的に何をすればいいかわからない人も多いのではないでしょうか。今回はお宮参りのしきたりや服装、その意味について詳しく解説します。
生後1ヶ月に赤ちゃんと初めてする外出を記念する伝統的な日本行事です。生まれた場所の守護神である産土神(うぶすながみ)に赤ちゃんが誕生したことを伝えるための儀式であり、地方によっては初宮参り(はつみやまいり)や初宮詣(はつみやもうで)と名称が変わる場合があります。
現在の日本では、赤ちゃんが無事生まれたことや、無事に育つことを祈願する行事であるため必ずしも生まれた場所で行う必要はなく、その土地の氏神様に挨拶することが大切です。
現在住んでいる場所や出身地でゆかりのある神社の中から選ぶといいかもしれません。
神社やお寺への参拝・ご祈祷、記念写真撮影や食事会が一連の流れです。赤ちゃん連れとなるとオムツ替えをしたり、授乳する必要があるので、これらの設備が備わっているところがいいでしょう。赤ちゃんと一緒に初めての外出をお祝いするのが一般的なため、パパとママの負担があまりかからない場所を選ぶのが楽しいお宮参りの秘訣です。
お宮参りでは、「白羽二重(しろはぶたえ)」という着物の上に祝着(のしめ)を羽織るのが一般的。しかし現在ではあまり出番がないことと、着替えが楽であるベビードレスを着せてお宮参りを済ませるご家族も増えてきています。
最近では、祝着(のしめ)とベビードレスの組み合わせも見かけるようになりました。写真スタジオなどで衣装をレンタルすることができる場合があるので、このようなシステムを賢く使うのもエコであり、おすすめです。
赤ちゃんが主役の行事なので、赤ちゃんを引き立てるような衣装がポイントです。着物やスーツなどを着用するといいでしょう。
一方でママが着付けをできないことも現代では少なくありません。授乳の際に着崩れることが心配なママも増えていることから、スーツで行われることも多いです。赤ちゃんを引き立てるような服装であれば、マナー違反にはなりません。
ただし神社などの神聖な場所では素足は良くないとされていますので、靴下や足袋などを着用し、必ずサンダルではない履き物でお宮参りを行いましょう。
お宮参りをする際には、日本の伝統的なしきたりやマナーを忘れないようにしましょう。ここでは、覚えておきたいお宮参りについての用意を紹介します。
初穂料とは、神社に包む謝礼のことを指します。神社によっては「お気持ち程度」としているところがありますが、最低額が決まっていることも少なくないので事前に電話を入れるなどして確認しておきましょう。参拝する際、祝詞を上げてもらうのであれば初穂料を包む必要がありますが、普通に参拝するだけであればお賽銭だけでもマナー違反となりません。
初穂料を用意したら、のしも忘れないようにしましょう。さらにこの時、神社の参拝の二礼二拍手一礼ということを覚えておきましょう。予約は1週間から2週間くらい前には済ませておきたく、七五三などのシーズンは混み合うのでなるべく早めに予約を取ることがおすすめです。
赤ちゃんを抱っこするのは、現代ではパパでもママでも構いません。一方でまだ地域柄、伝統文化が残っている場合もあります。両家を含めて誰が抱っこするかは事前に確認しておきたいものです。
赤ちゃんの記念撮影は家族が撮ってもいいものですが、生まれて間もないことから赤ちゃんのお世話に戸惑うかもしれません。また伝統の儀式だからこそ、きちんと写真に収めておきたいものです。赤ちゃんの記念撮影は写真スタジオで撮る方も多くいます。
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