お子さまにとっても親御さまにとっても、
入園式・入学式は
人生で一度きりの大切な式典です。
成長した我が子のさまざまな表情を残すため、
写真撮影に張り切るパパやママは多いのではないでしょうか。
その想いはどこのご家庭も同じで大混雑にも。
当日の場所取りや、カメラの設定に気を取られては
撮りたい瞬間を逃してしまうこともあります。
今回の記事では、入園式・入学式で
写真を撮影するコツや
撮っておきたいポイントをご紹介します。
今年もコロナ禍で、保護者は1名まで
という制約が多いようです。
立ち会えなかった家族にもわかるよう、
どのシーンも残したくて
ついパシャパシャ撮影したくなりますね。
それらのシーンをうまく写真におさめるには…
事前に撮るポイントを決め、
撮りたい瞬間を慌てずに撮影することが大切です。
入退場時や定番の看板前などはもちろん、
教室で机に座っているお子さんの姿や、
お友達との様子を撮影するのもおすすめです。
また、会場での様子だけではなく、
出発前のおうちでの様子や
自宅前で真新しい衣装に身を包んだ姿、
季節が感じられる桜との姿など撮影するのも
見返すのが楽しい写真になります。
正門前や入り口に設置される
「入園式・入学式」と書かれた看板の前は、
定番中の定番です。
そのため、行列の順番待ちが
当たり前となっています。
適度な待ち時間であれば、
慌てずスムーズに撮影するため、
身だしなみのチェックや
カメラの設定を確認するなど
準備の時間として活用しましょう。
ただし、順番待ちは
長時間並んでお子さまが飽きてしまう、
焦って写真がブレてしまうなど、
失敗談も聞きますので
事前に他の手段も検討されてはいかがでしょうか。
例えば、早めに自宅を出て、
人が少ない時間帯に撮影する、
というのも一つの手段。
また、時間をずらすのではなく、
場所を変えるのという手もあります。
看板ではなく、園や学校の建物や遊具など
あまり他の方が撮らないような場所での撮影も、
写真としては面白みや個性が出たりもします。
式典は体育館などの室内で行われるのがほとんど。
室内での撮影の場合、光が足りず、
暗い写真になったり、手ブレが起きたりする場合があります。
三脚自体が禁止されていることも多いため、
室内が暗い場合はカメラの設定が重要になります。
スマホ、カメラいずれの場合も最適な撮影モードを確認。
「室内撮影」や「手ブレ補正」などの機能を活用するとよいでしょう。
逆に、看板の横など、屋外の場合は
晴れていると明るすぎたり
逆光になってしまうこともあります。
そんな場合は、
スマホなら「HDR機能」オンの設定にすると
バランスの良い写真になりそうです。
いずれにしても事前に、日常生活の中で
お試し撮影を楽しむのもいいかもしれません。
特別な日をキレイな写真に残すこと。
入園・入学式と一目で伝わる場所も大切ですが、
あくまでも主役は人、無事に成長し
この日を迎えてくれたお子さまです。
撮影の際にはカメラの高さを子どもの視線に合わせる、
子どもにピントを合わせるなどを忘れずに。
後からトリミング出来るので、
撮影スペースや時間などが限られた中で
ベストの構図にこだわるのではなく、冷静に撮影しましょう。
何よりも、慣れない場所で沢山の人たちに囲まれて、
お子さんは緊張や不安で疲れています。
泣いたり、撮影を嫌がったりすることも想定し、
気遣ってあげることも大切です。
入退場や式典で頑張っている姿や
成長した姿を褒めてあげるなど、
出来る範囲での声かけをして
小さな気遣いを忘れないようにしましょう。
また、当日会場はどうしてもバタバタしがちなので
家族揃って、ゆっくりお写真を残したい場合は
写真スタジオでの撮影も選択肢の一つです。
なお、混雑している会場では、カメラに夢中になるあまり、
他の保護者の方や子どもとぶつかってしまう、
落し物をしてしまうなどのトラブルも起きがやすいもの。
また、人気の写真スポットでは
場所を譲り合うといった、
周りの方への気遣いも大切です。
式典の会場にいる方たちは、
これから先お付き合いしていくことになる保護者や、
自身の子供の新しいお友達になるお子さんたちです。
今後、良好な関係を築くためにも、
第一印象やマナーは大切にしたいですね。
長期時間の場所の占有などは避け、
場合によっては写真の確認も後回しにして、
周りのへの配慮も大切にしましょう。
入園式当日の忙しさに追われていると、
いざ撮影しようと思った時に慌てることもあります。
バッテリー容量、SDカードの挿入、メモリ容量の確認、
レンズなど撮影機器の確認は前日までにしっかりと行い、
念のため出かける前にも再確認しておきましょう。
家族にとって大切な一日を、
沢山の写真に残したいと思う気持ちは皆同じです。
忘れ物に注意し、
マナーを守って素敵な思い出を残しましょう。
また、式場では最低限の撮影にし、
ゆったりとリラックスできる自宅やスタジオで
お写真を残すという方法もあります。
会場には来られないご家族とのお写真も残せるので、オススメです。