生後30日前後の赤ちゃんと外出してお祝いする「お宮参り」。お宮参りは日本の大切な伝統行事ですが、具体的に何をするための儀式でどのような衣装を選ぶべきか、分からないこともあるのではないでしょうか。
お宮参りはお子さまの大切な節目なので、できれば適切な方法や流れで進めたいですよね。そこで本記事では、お宮参りで意識しておきたい服装やマナーなど、重要なポイントを解説します。これからお宮参りに臨まれるご家族の方は、ぜひ参考にしてみてください。
生まれて1か月の赤ちゃんにお着物をかけて、撮影やお詣りをするお宮参り。
どのような意味を持った儀式なのか、詳しく見ていきましょう。
「お宮参り」とは、生後30日前後の赤ちゃんと一緒に、神社にお参りする儀式のことです。生まれた土地の守護神「産土神(うぶすながみ)」に赤ちゃんの誕生を報告し、今後の健やかな成長を願うことが目的です。
近年では生後1か月から、お出かけしやすくなる3か月ごろまでにお詣りに行かれる方も多くいらっしゃいます。
ちなみに、お宮参りの起源は「産土詣(うぶすなもうで)」だと考えられています。産土詣は産後に神様に挨拶するためのもので、それが室町時代のあたりに「お宮参り」と呼ばれるようになりました。
お宮参りは大切な儀式なので、フォーマルな服装であることが基本です。
具体的には、お詣りの際はママはシックな色味のワンピースやお着物、パパはスーツが一般的です。
コフレでは撮影時にはママやパパもお着物を来て撮影ができるので、
撮影はお着物で、おでかけは着てきたフォーマル服で行かれる方が多いです。
ちなみに武蔵野スタジオや水天宮スタジオではママの訪問着のお詣りレンタルも承っておりますので、
お詣りにもお着物が着たい方は是非この2店舗にお問い合わせくださいませ✨
お子様はママかパパに産着をかけてお詣りに行かれます。
コフレでは撮影してくださったお客様に、お詣り時の産着レンタルも行っております。
ママのおすすめコーディネートについて、4つのポイントからご紹介します。
お詣りでは、ママが赤ちゃんを抱っこするシーンも多くあります。
赤ちゃんを素早く抱っこしたりおろしたりできるよう
動きやすく、伸縮性があるものなどを選ぶと良いでしょう。
お宮参りの時期は、授乳の回数が多いと思います。
さっと授乳ができるタイプのお洋服ならお詣りの途中でも授乳がしやすいです。
お宮参りの主役は赤ちゃんなので、赤ちゃんが華やかになるようにコーディネートを考えられると良いです。
ベージュ系やブラック、ネイビー系ならどんなお着物とも相性がいいですよ。
出産後の体系が気になるママさんは、少しゆったりとしたお洋服もおすすめです。
お洋服ならスーツでなくワンピースなどを選んだり、
お着物を着て頂くと身体のラインが目立ちにくいです。
お宮参りのご両親の衣装を選ぶとき、パパは基本的にスーツで固定なので、迷うことは少ないでしょう。ただし、ママの衣装は選択の幅が広いため、あくまで「清潔感」を意識して選ぶことが大切になります。特に重要なポイントは以下の4つです。
素足が出てしまう衣装は避けましょう。例えば、ワンピースやフォーマルスーツを着るのであれば、ストッキングを着用するのがマナーです。夏場は暑さが厳しいですが、素足が出てしまわないように注意しましょう。
スカートを着用する場合は、ミニスカートなど短すぎるものは避けましょう。お宮参りは神社で行う厳かな儀式なので、露出の多い服装は不適切であると考えられます。そのため、スカートを着用する場合は丈の長いものを選ぶなどの配慮が大切です。
これは安全面で大切なポイントですが、お宮参りにはヒールの高い靴は避けましょう。神社には階段や砂利道が多いため、ヒールの高い靴はつまづく恐れがあります。
赤ちゃんを抱っこして歩くことも考えると、動きやすい靴を選ぶに越したことはないでしょう。
お宮参りは生後1か月前後の赤ちゃんが行いますが、その時期は授乳頻度が高い時期です。そのため、できるだけ授乳しやすい服装を選ぶことも大切です。例えば、授乳口がついたワンピースを選ぶと、必要なタイミングで授乳しやすくなります。
時期によって気温も違い、コーディネートを考えづらいもの。
四季によるおすすめをご紹介いたします!
春には柔らかい印象の色を使ったコーディネートがおすすめです。
パステルカラーや、ダークカラーなら明るいグレーなどを選ぶと軽やかな雰囲気になります。
また気温差もあるので、カーディガンやジャケットを羽織れると良いでしょう。
夏は赤ちゃんの着物を掛けると暑くなるので、フォーマルなお洋服でも涼しい素材のものがおすすめです。
肌が出るデザインは好ましくないので、ミニ扇風機や扇子などを使って体温調節できると良いです。
秋は体温調節が難しい時期ですよね。
9月ごろまでは涼しい素材のワンピースにカーディガンやジャケットを羽織れると安心です。
10月以降になると気温も下がる日が増えるので、秋冬素材のフォーマルなお洋服がおすすめです。
色はどんな場にも合う紺や、ベージュ・ブラウン系、細かいチェック柄や小花柄なども秋らしさを演出できて良いでしょう。
冬はママも赤ちゃんも寒さから守らないといけないので、
ワンピースやパンツスタイルのフォーマルなお洋服の上からコートを重ねましょう。
軽くて使いやすいダウンコートなら、細身のものを選ぶとすっきりとした印象になります。
お詣りの日に外に長時間いる場合は、お洋服の下にあたたかいインナーを着たり、
マフラーや厚手のタイツなど小物で防寒するのも大切です。
お宮参りのママの衣装は、前述したようにワンピースなどの洋装も選べます。一方で、せっかくのお宮参りのときには、着物にしたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、ご自身で着物を揃えようとすると高額ですし、着付けにも手間がかかります。
そこでおすすめしたいのが、フォトスタジオでのレンタルです。フォトスタジオなら、豊富な種類の着物から好みに合うものを選ぶことができ、さらに着付けも受けることができます。
例えば「スタジオコフレ」では、ママの撮影時和装レンタルと着付けサービスを6,600円(税込)で利用できます。お宮参りで家族写真の撮影をご検討中の方は、ぜひ検討してみてください。
お宮参りの衣装はご自身で購入することも可能です。着物は七五三や入学式など、ほかのイベントでも活用できることが多いため、この機会に揃えておくと便利です。
しかし、着物は保管にも手間がかかるので、せっかく購入したものが傷んでしまうこともあるでしょう。そのため、必要なときに魅力的な衣装を選ぶことができる、フォトスタジオのレンタルサービスがおすすめです。
お宮参りはお子さまの大切な節目です。衣装については、今回ご紹介したポイントを踏まえて、和装・洋装ともにフォーマルなものを選びましょう。また、お宮参りのお子さまの元気な姿を鮮やかな写真で残すために、フォトスタジオでの写真撮影もおすすめです。
「スタジオコフレ」では、お宮参りの衣装をレンタルできます。和装・洋装ともにさまざまな種類を揃えているので、イメージに合う魅力的な衣装が選べます。
和装の場合は着付けサービスも受けられるため、美しい姿で家族写真を撮影することが可能です。お宮参りの衣装や写真撮影でお悩みの場合は、この機会にぜひご相談ください。